ストローハウス体験事業 南区ふるさとふれあいフェア

2018年10月6日

浦和競馬場で毎年秋に開催される『南区ふるさとふれあいフェア』は今年で第16回を数え、すっかり南区民、さいたま市民に根付いた催しになっています。
さいたま南支部では2010年の第7回南区ふるさとふれあいフェアから連続してストローハウスつくりのブースを開設、今では多くの来訪者になじみの催しとなってきました。
昨年は、例年より1ヶ月ほど早い10月6日(土)に開催され、毎年来客数が多く人気の高いストローハウスのブースは、より公共性の高いエリアでの開催が認められ、ますます賑やかで楽しい催し物になっています。
訪れる子供たちの中にはもうベテランの域に達し、我々建築士会の人間も驚くような新しい形を作り出す子供や、逆に始めてストローハウス作りに挑戦して、苦労しながら少しずつ構造体の骨組みを理解する子供もいます。まだ小さいお子さんにはクリップによる接合は少し難しいため、構造体を創る、というよりもカラフルなストローで遊んでいるだけの幼児もいました。

今回はマイクロプラスチックの環境問題がクローズアップされる中で行われたため、注意書きを作成し、親御さんへストローのしっかりした処分をお願いしながらの開催となりました。
この活動はストローハウスつくりを通してピン接合による構造体の仕組みを体感的に理解してもらうための活動です。地道な活動ではありますが、今後も当支部ではストローハウスの活動を通して『建築士』という仕事の大切さを一般の人達に理解してもらえるよう、活動を続けて行きたいと考えています。

文章 | 飯島知二

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