支部創立50周年記念式典・記念上映会報告
2019年11月6日
2019年11月6日(水曜日)、さいたま建築士会さいたま南支部の創立50周年を記念して埼玉市産業文化センター大ホールにて「創立50周年記念式典・記念上映会」を執り行いました。
50周年記念式典では、壇上に国旗、埼玉建築士会旗に並んで今回製作された50周年記念支部旗が掲げられ、荘厳な雰囲気です。
式典には支部会員43名(賛助会員含む)、他支部会員やものつくり大学の学生、他31名の合計74名が参加されました。
午後2時からの開始となった式典は川田支部長の挨拶に続いて、来賓としてご出席いただいた埼玉建築士会江口会長から祝辞を頂きました。
次に歴代の支部長を務められた功労者として、平井元支部長並びに武田元支部長のお二人への功労者表彰(賞状授与と記念品贈呈)が執り行われ、お二人からのスピーチを頂きました。
次に支部相談役の片渕様より支部よもやま話として当支部の昔話?といっては失礼かもしれませんが武勇伝や思い出話のような話をいただき、楽しく耳を傾けることが出来ました。
式典最後の中締めでは武田昌幸元支部長が、「君が代」について解説した後に50周年を祝う”君が代独唱”のハプニング(!?)もありました。
各人のスピーチはしみじみ、さいたま南支部の長い長い歴史を感じさせ、今一度その歴史に思いを馳せる時間となりました。
中締めのあとは休憩時間を挟んで『人生フルーツ』の上映会となりました。記念上映は機械トラブルも起こることなく無事完了いたしました。
最後には大きな拍手が沸き起こり、この式典が成功のうちに幕が下りました。今後、さいたま南支部が60年、70年いや100年と続いていくことを願っています。
私は5年ほど前に支部に入会しましたので今回が初めての周年行事となりました。
記念上映『人生フルーツ』
40周年記念式典ではカルロ・スカルパのドキュメンタリーを上映したと伺っていたので、同じく建築にちなんだ映画上映などが演物としてふさわしいのではないかと考え、ちょうど数年前から話題になっていた映画「人生フルーツ」を提案し、支部幹事の皆さんと協議した結果、50周年記念式典にふさわしい内容というとことで上映に至りました。
この映画「人生フルーツ」は、かつてアントニン・レ-モンドの弟子であり、日本住宅公団のエースだった建築家のご主人と、その奥様が自宅で長年にわたり自給自足のような生活を送る姿を捉えた映画です。
2017年に公開され大変話題になった東海テレビ製作のドキュメンタリー映画ですが、DVD化などされておらず残念ながら家庭で楽しむことが出来ません。
しかし幸いなことに配給会社に申請の上とても良心的な料金で自主上映会を開くことが出来ます。(式典も同じく自主上映でした)ぜひ今度は皆様が町内会や仲間を誘って自主上映会を開いてみてください。
心温まってコミュニケーションが深まることお約束いたします。
文章 | 中野岳人